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【トランペット】主管の役割と演奏に与える影響

ヤマハシカゴモデル主管クルーク

悩んでいる人

トランペットの主管ってどんな役割を持っているの?形が違うと音にどんな影響があるの?

 

こんな方にオススメの記事です。

 

はじめに

 

こんにちは、Hikaruです。

金管楽器は数多くのパーツの微妙なバランスで成り立っている楽器で、特にトランペットは管が短いため各パーツが与える影響がとても大きい楽器です。

今回はパーツの中でも特に吹奏感への影響が大きいメインチューニングスライド(主管)に関して解説していきます。

主管の役割

主管は名前の通り、トランペットのチューニング(音程の調整)においてメインの役割を持っています。

トランペットはチューニングする際にこの主管を動かします。主管を抜けば音程が低く、主管を入れれば音程が高くなります。

そして主管は抜けば抜くほど抵抗感が少なく、入れれば入れるほど抵抗感が強くなります。

抵抗感は強ければ良いとか弱ければ良いというものではなく、楽器全体のバランスの一要素となるものです。

主管と楽器本体はグリスを介してぴっちりとかみ合います。このかみ合わせが悪いと楽器の吹奏感や抵抗感にも影響を与えます。

そのため半年~一年に一度くらいは楽器店で主管の調整をしてもらうことをオススメします。

また調整の際に主管のかみ合わせをキツめにしてもらったり、逆に緩めてもらったりすることで、自分の好みの吹奏感にしてもらうことも可能です。

主管は楽器によって形状が違い、この形状の違いで吹奏感が変わります。

主管の形状の種類

主管には主に3種類の形状があり、それぞれ名前が付いています。

  1. スクエアタイプ
  2. ラウンドタイプ
  3. セミラウンドタイプ

スクエア

管の曲がりが直角に近く、全体的に四角形に近い形のためスクエアと呼ばれるタイプです。

クラシック向けの楽器に比較的多く採用されているタイプです。息が曲がる部分に角度があるので、抵抗感が強くなります。

抵抗感が強くなると落ち着いた音色になり、バランスによっては息が支えになってくれるので持久力が増します。

力強く息を吹き込んだ時の鳴り方はスクエアにしか出せない魅力があり、厚い音を飛ばしやすいタイプです。

ラウンド

管の曲がりが円に近く、全体的に半円に近い形のためラウンドと呼ばれるタイプです。

ポップスやジャズ向きの楽器に比較的多く採用されているタイプです。

息がスムーズに入っていくので抵抗感が少なく比較的吹きやすいですが、コントロールを間違えると暴れ馬のようになってしまいます。

息をたくさん使うタイプのプレイヤーに相性が良く、明るくギラッとした音色が特徴的です。

セミラウンド

管の曲がりがスクエアとラウンドの中間くらいで、やや丸みを帯びた形です。

楽器のジャンルを問わず採用されているタイプで、初心者向けの楽器に採用されていることもよくあります。

スクエアほど抵抗感がなくラウンドほど息が入りすぎることもないので、程よい吹奏感で演奏することができます。

主管のカスタマイズ

主管の形状によって吹奏感が変わることを上の項目で解説しました。

主管は楽器を購入した時点で形状が決まっているのが普通ですが、一部のメーカーはカスタマイズパーツとして主管のみで販売しています。

主管のカスタマイズは効果が得られやすく、パーツを交換するだけで全く別の吹奏感や音色を得ることができるので、実施している人も多くいます。

今回はメーカーから出ている主管クルーク(替え管)を紹介します。

MK(Mike Bulow)主管クルーク

Mike Bulowはアメリカの管楽器チューンナップアイテム専門のメーカーです。トランペットで有名なものだとこの後紹介するバック・ヤマハトランペットの主管クルークです。

製作に携わる技術者はホルトンやゲッツェンと言ったアメリカの老舗メーカーで修行をした方たちなので、技術力は確かです。主管クルークのみを製作し販売するという今までにないラインナップは世界中に認められています。

バックB♭トランペット用主管クルーク

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Mike Bulow バック Bb管トランペット用カスタムメインチューニングスライド
価格:35640円(税込、送料別) (2020/7/28時点)

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バック用の主管クルークです。

全ての形状(ラウンド・スクエア・セミラウンド)、メッキやラッカーなどの仕上げ、支柱の有無など数多くのパターンで注文することが可能です。

バックのB管トランペットの中でも180シリーズと呼ばれる最も有名なモデルの各種バリエーションに対応することが可能です。

ヤマハ(YTR-8335用)主管クルーク

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Mike Bulow ヤマハYTR-8335用カスタムメインチューニングスライド
価格:35640円(税込、送料別) (2020/7/28時点)

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ヤマハの中でもXenoシリーズ用の主管クルークです。

バックと同様に全ての形状(ラウンド・スクエア・セミラウンド)、メッキやラッカーなどの仕上げ、支柱の有無など数多くのパターンで注文することが可能です。

ヤマハXenoシリーズ(YTR-8335)の全ての楽器に対応しているため、自分の好みの楽器をカスタマイズすることで様々な吹奏感や音色を試すことができます。

ヤマハアトリエ純正主管クルーク

商品リンクはないのですが、東京都新大久保のウインドクルーが特注している製品です。

ヤマハアトリエ純正の製品で、YTR-6310Z、YTR-8310Zなどの「Zホーン」と呼ばれるトランペットのラウンドクルークを製作しています。

店頭で販売しているため実物を見ることも可能です。

まとめ

今回は主管の役割や、形状に種類があること、また形状の違いが吹奏感や音色に与える影響を解説しまいた。

主管はトランペットの中でも吹奏感に直結する部分なので、カスタマイズ以前に正しい調整にしておくことがとても大切です。

今回のまとめ

・主管は吹奏感や音色に大きな影響を与えるパーツ。

・主管は形状に種類があり、それぞれで吹奏感や音色が大きく変化する。

・カスタマイズ用の主管クルークを販売しているメーカーがある

今回はここまで、それではまた!

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